寝る時のマスクは本当に効果的?睡眠の質と喉の乾燥を科学的に解説
睡眠の質と喉・口の乾燥をやさしく科学的に説明
※この記事は約5分で読めます。喉の乾燥や睡眠の質が気になる方は、気になるところから読んでみてください。
「寝る時にマスクをすると、朝の喉が楽になるって聞いたけど本当?」「でも苦しくて眠れなくなりそう…」
そんな疑問をお持ちの方へ。この記事では、最新の研究データと実体験を交えながら、寝る時のマスクの効果を科学的にやさしく解説します。
寝る時のマスクの効果は人と使い方次第
寝る時のマスク着用は、適切に使えば喉の乾燥対策として効果が期待できます。ただし、快適さが睡眠の質を左右するため、自分に合ったマスク選びが重要です。
寝る時のマスクに効果があると言われる3つの理由
理由1:喉や口元の保湿効果
就寝中はエアコンや口呼吸の影響で、喉や口の中が乾きやすくなります。マスクをつけることで、吐いた息の水分がマスク内にとどまり、口元の湿度が保たれやすくなると考えられています。実際、大阪大学(※)などの研究では、就寝時のマスク着用によって「朝の喉のイガイガが軽くなった」「乾燥感が和らいだ」といった自覚症状の改善が多く見られました。
(※)大阪大学などの研究
理由2:睡眠中の唾液分泌量の減少を補う
睡眠中は唾液の分泌が大幅に減少します。安静時には1時間あたり約19mlの唾液が分泌されるのに対し、睡眠時にはわずか約2mlまで減少することが報告されています。
唾液には抗菌作用や粘膜保護作用があるため、睡眠中の唾液減少は喉の乾燥や感染リスクを高める要因となります。マスクの保湿効果は、この唾液減少を補う役割を果たすと考えられています。
理由3:体の冷えを防ぐ
冷たい空気を直接吸い込むと身体が冷えてしまい、寝つきが悪くなることがあります。マスクをしていると、自分の息で温まった空気を吸うことができるため、体の冷えすぎを防ぐ効果も期待できます。
寝る時のマスクで睡眠の質は上がる?下がる?
結論:生理的な安全性は高いが、快適さ次第で睡眠の質は左右される
最近の研究では、就寝中にマスクをしても血中酸素や心拍数などに大きな悪影響は見られませんでした。つまり、生理学的には安全性が確認されています。
ただし問題になるのは、息苦しさ・蒸れ・締めつけ感といった不快感です。これらの違和感が睡眠の質を低下させる可能性があります。
個人差が大きい
私自身も、不織布マスクをつけて寝た日は「眠りが浅い」「途中で気になって目が覚める」と感じました。一方で、就寝用のやわらかいマスクに変えると、違和感はかなり減りました。
数値上は安全でも、「気にならずに眠れるか」が睡眠の質を決める重要なポイントです。
N95マスクが寝る時に向かない3つの理由
N95マスクは就寝用途には不向き
N95マスクは医療現場などで使われる、非常に密閉性の高いマスクです。空気中の細かい粒子を95%以上カットできる反面、以下の理由から就寝時の使用には適していません。
1.顔にぴったり密着するため呼吸が重く感じやすい
2.長時間の着用で息苦しさが増す
3.就寝中の不快感により睡眠の質が低下する
研究でも、N95をつけて寝た場合、血中酸素などに問題はなかったものの、「苦しい」「暑い」「寝つきにくい」といった主観的な睡眠の質の低下が報告されています。
たとえるなら、N95は外出用の分厚いコートのようなもの。守る力は強いけれど、それを着たまま寝ると落ち着かない、そんなイメージです。
マスクの種類別|寝る時の効果と注意点
不織布マスクの場合
感染対策目的なら限定的に使用可能ですが、毎晩の使用には不向きといえます。
フィルター性能は高いものの、就寝向けの設計ではない、これが大きな理由です。
注意点は以下の通り。
- 肌の乾燥や肌荒れが起きやすい
- 締めつけが気になりやすい
- 長時間使用での不快感が強い
就寝用・加湿タイプのマスクの場合
喉の乾燥対策には現実的で効果的大。
睡眠中の快適さを重視して作られているためです。
大きなメリットは次の3点です。
- 朝の喉の違和感が軽くなりやすい
- つけていることを忘れる感覚がある
- 肌にやさしい素材を使用
「寝る時のマスクの効果」を求めるなら専用品が安心です。
寝る時のマスクの効果を高める4つのコツ
無理をしないことがいちばん大切
どんな対策も、ストレスになると睡眠の質を下げてしまいます。以下のポイントを意識して、快適な睡眠環境を整えましょう。
コツ1:きつく締めない
耳掛け部分の締めつけが強すぎると、耳の痛みや頭痛の原因になります。長さ調整可能なタイプを選ぶか、ゆったりサイズを選びましょう。
コツ2:部屋の湿度を40〜60%に保つ
マスクだけでなく、部屋全体の湿度管理も重要です。加湿器を使用したり、濡れタオルを干すなどして、適度な湿度を保ちましょう。
コツ3:苦しいと感じたら外す
無理にマスクをつけ続けると、かえって睡眠の質が低下します。違和感が強い場合は、迷わず外してください。
コツ4:通気性の良い素材を選ぶ
シルクやコットンなどの天然素材は、通気性と保湿性に優れています。肌あたりもやさしく、長時間の着用に適しています。
寝る時のマスク効果を高めたい人へ|うるおいコットンのおやすみマスクという選択
喉の乾燥と睡眠の質、どちらも気になる人に向いたやさしい就寝用マスク
睡眠栄養士監修で安心して朝まで使えるのが特徴です。
選ばれる3つの理由
1.コットン素材:肌あたりがやさしく、長時間の着用でも刺激が少ない
2.快適な設計:睡眠時の使用を前提とした、違和感が出にくい設計
3.専門家監修:睡眠栄養士による監修で、睡眠の質を妨げにくい
睡眠中に重要な快適性
睡眠中は、無意識に寝返りを打ったり、長時間同じ姿勢になったりするため、少しの刺激や圧迫感でも目が覚めやすいものです。素材やフィット感に配慮された就寝用マスクは、つけていること自体がストレスになりにくく、睡眠の質を妨げにくいと考えられます。
実体験から
私自身も、硬いマスクでは続きませんでしたが、やわらかい就寝用タイプに変えてからは、喉の乾燥が気になりにくく、眠りの妨げにもなりにくいと感じました。
大切なポイント
たくさんのご感想はこちらから!
寝る時のマスク効果を求めるなら、日中用ではなく"睡眠目線"のマスクを選ぶことが重要です。
就寝用マスクまとめ
寝る時のマスクについて、重要なポイントを整理します。
- 効果は人と使い方次第:適切に使えば喉の乾燥対策として有効
- 安全性は高いが快適さが鍵:生理的には安全だが、快適さが睡眠の質を左右する
- 就寝用マスクがおすすめ:喉の乾燥対策には専用の加湿タイプが向いている
- 無理は禁物:続けられる心地よさが結果的に効果につながる
調べて使ってみて感じたのは、「正解は一つじゃない」ということでした。情報を参考にしつつ、最後は「自分が一番ラクに眠れるかどうか」を大切にしていいと思います。
快適な睡眠と、朝のスッキリとした目覚めを手に入れるために、あなたに合ったマスク選びをしてみてくださいね。